戦争と平和 特攻兵が飛び立つときー松本から知覧へー
平成23年度に開催された「国連軍縮会議in松本」を契機に毎夏行われている戦争と平和展。
今年も松本市博物館で「戦争と平和 特攻兵が飛び立つときー松本から知覧へ」が始まりました。
今日はオープニング式典もあり、割れたくすだまからは、平和のツルが飛び出しました。
今回の『戦争と平和展』では、南九州市の知覧特攻平和会館・ミュージアム知覧の協力による資料約100点と、陸軍松本飛行場に降り立ち、浅間温泉などで滞在した特攻隊の足跡や、特攻隊が来ることとなった当時の松本の様子がわかる資料を展示しています。
また、昨年9月16日に松本市と文化・観光交流協定を締結した鹿児島市を紹介する展覧会を同時開催しています。
<学芸員によるギャラリートーク>
<たくさんの資料が展示>
そういう時代だったと言え、若くして亡くなっていった者たちの最後の手紙や遺書は涙を誘います。
<飛行機用の木製燃料タンク>
松本市渚の工場で、学徒動員された学生によって作られたもので、右側のものは塗装されています。
<知覧ミュージアムに残る慰問服>
出撃前の特攻隊員を慰問した際の衣装と考えられています。
松本地方出身の特攻隊員の妹さんです。熱心に展示をご覧になっていました。
一階ショップには、知覧茶をはじめとする鹿児島名産品などが用意されています。
1 会 期 平成25年7月6日(土)~平成25年8月25日(日)
2 開館時間 午前8時30分~午後5時
8月3日(土)~18日(日)は開館時間1時間延長
3 開催場所 松本市立博物館 2階特別展示室
4 展観覧料 大人:200円 小・中学生:100円
※国宝松本城をご覧になる場合は、別途観覧料が必要
夏休み中も開催されています。小・中学生のかたも是非ご覧ください。
(写真は松本市博物館の許可を受けて撮影しています。)